福島記念(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

秋の福島競馬最初の重賞は「福島記念」。ハンデ重賞らしく人気馬の信頼度が低く、また穴馬がよく絡んで波乱の多い一戦という印象がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に福島記念のレース傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の信頼度は低め、波乱傾向の強い一戦

「1番人気」と「2番人気」は2勝ずつで「3番人気」も1勝のみと、上位人気の信頼度は低めです。加えて「10番人気以下」の穴馬が5頭もおり（1-1-3-64）、10万馬券以上の配当も過去10年で5回と多く、波乱傾向の強い一戦となっております。

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「先行馬」が好走傾向に

コースは福島競馬場の芝2000m。「3枠」が最多の4勝をあげ、「1枠」と「2枠」が次いで2勝ずつあげており、内枠の好走率が高めです。「6枠」から外からは勝ち馬が出ておりません。脚質は「先行馬」が7勝をあげており、勝率・連対率・複勝率（20.0%・31.4%・31.4%）がトップです。

※新潟競馬場で開催された2011年を除いた9回分のデータとなります。

該当馬先行馬候補

スティッフェリオ
マイネルハニー
スズカディープ
トミケンスラーヴァ

■ハンデが「54kg」または「56kg」の馬に注目

ハンデは3勝ずつをあげている「54kg」と「56kg」に注目。馬体重は最多の4勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。

■「3歳馬」が好走傾向に

年齢は「3歳」が勝率・連対率・複勝率（17.6%・29.4%・41.2%）の全てでトップです。性別は10勝している「牡馬」が中心で、所属は「関東馬」が7勝しております。

■前走が「富士ステークス」だった馬に注目

前走は最多の3勝をあげている「富士ステークス」に注目。前走着順は「10着以下」が6勝しており、大敗馬の巻き返しが目立ちます。前走で大敗した馬でも十分注意する必要があります。

■騎手は「川須栄彦」に注目

騎手は、唯一2勝をあげている「川須栄彦」に注目。

※現役騎手のみを表示しております。