2億5200万円の良血ロイカバード、種牡馬入り
昨年12月25日付で競走馬登録を抹消して引退したロイカバードが、北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りしたことが明らかになった。2019年の種付料は受胎条件30万円、出生条件50万円と設定されている。
ロイカバードは、2013年のセレクトセール当歳にてあのサトノダイヤモンドと人気を分け合っていた馬で、市場取引価格はサトノダイヤモンドが2億4150万だったのに対し、ロイカバードは同年最高価格の2億5200万円と、更に1000万近く高額で落札された。
デビュー戦は結局サトノダイヤモンドが勝利し、その後の活躍は言うまでもないが、ロイカバードの方はというと重賞戦線で走ったもののクラシック路線とは結局縁がなく、重賞未勝利のまま昨年引退した。
ロイカバードは父は名種牡馬のディープインパクトで、母は11冠牝馬のアゼリ、母父ジェイドハンターという良血。現役時代は成績を残せなかったが、血統面は申し分ないだけに、今後は父としてもチャンスは十分ありそうだ。