中京記念（2019）の予想オッズと過去データから傾向を分析！

夏の中京競馬のラストを飾る一戦、そしてサマーマイルシリーズ開幕を告げる一戦「中京記念」がいよいよ今週末開催です。2011年までは3月に行われており、距離も2000mでしたが、2012年には夏の7月に、そして距離は1600mへと変更となり、サマーマイルシリーズの第1弾として生まれ変わりました。今回は、条件が変わった2012年以降の過去7年間のデータをもとに中京記念の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気馬が不振、中位人気馬が好走傾向に

人気は、「4番人気内」からは勝利が1回、2着も1回のみとなっており、上位人気馬の好走率は低めです。成績が良いのは最多の3勝を挙げている「5番人気」で、勝率（42.9%）・連対率（57.1%）・複勝率（71.4%）の全てがトップです。とくに複勝率は高く、3着内の信頼度は非常に高いです。単勝オッズ「50倍以上」は0頭で（0-0-0-26）大穴が絡むことはありませんが、上位人気馬が不振で中穴がよく絡み、高配当がでやすい傾向となっております。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「8枠」＆「追い込み馬」が好成績

コースは中京競馬場の芝1600mを使用。枠番は、「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝率（21.4%）・連対率（28.6%）・複勝率（35.7%）の全てがトップです。

脚質は、「追い込み」が最多の4勝を挙げており、3着内の回数も最多です。また、勝率（11.4%）と複勝率（25.7%）もトップとなっております。

中京競馬場自体が外枠有利なバンクコースとなっており、直線も長く坂もキツいコース形態となっていることも、「外枠」と「追い込み」が有利になりやすい要因の1つと考えられます。

■ハンデが「57kg」の馬に注目

ハンデは、最多の4勝を挙げ、連対数・3着内の回数も最多の「57kg」に注目。馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数・3着内の回数も最多の「-3～+3kg」に注目。

■「5歳馬」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多の「5歳馬」に注目。性別は、勝ち馬は全頭が「牡馬」で、牡馬が中心となります。「牝馬」で馬券に絡んだのは、2015年の2着馬のアルマディヴァン（13番人気）と、2012年の2着馬のショウリュウムーン（6番人気）の2頭のみです。所属は、「栗東」が5勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走が「米子S」だった馬に注目

前走レースは、1～3着に2回ずつ入着している「米子S」に注目。前走着順は、最多の3勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多の「1着馬」に注目。

■騎手は「高倉稜」騎手に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「高倉稜」騎手に注目。