【富士S予想2019】マイルCSへ向けたステップ!アドマイヤマーズやノームコアなど出走予定馬を考察
19日は「富士ステークス」が東京競馬場で開催。来月行われるマイルチャンピオンシップのステップレースとして注目を集める一戦で、例年G1クラスの馬が多数出走します。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。
アドマイヤマーズ
前走NHKマイルCを制したアドマイヤマーズ。これでG1は2戦2勝、マイルは5戦5勝。3歳世代のマイル王として圧倒的な強さを見せており、得意の東京コースで秋を始動します。古馬相手は初となりますが、共同通信杯と皐月賞で死闘を繰り広げたダノンキングリーは毎日王冠を制しており、世代のレベルは高いはずです。逃げても中団からでも速い脚を使うことができる自在性のある脚はどんな条件でも対応可能で、ひと夏超しての成長度にも注目です。ここはマイルチャンピオンシップの叩き台で、最大目標は12月の香港マイルとしておりますが、マイル界統一狙うならここは負けられません。
ノームコア
前走のヴィクトリアマイルを制し、G1初制覇を果たしたノームコア。久々のマイル戦でもレコード勝ちを決める快勝でしたが、高速決着の代償は大きくその後骨折が判明し休養。今回は怪我明けの一戦となりますが、東京コースは相性抜群でマイル適性の高さも前走で証明済み。状態が整っているなら好勝負は十分可能でしょう。今回は牡馬が相手ですし仕上がりの具合も万全ではない可能性もありますが、まだまだ伸びる余地はありそうな一頭で、秋初戦をどう走るかに注目が集まります。
カテドラル
NHKマイルCでは勝ち馬と差のない3着に善戦し、7番人気の低評価を覆したカテドラル。しかし、前走の中京記念では2番人気に推されるも8着と凡走。雨の影響で馬場が緩くなっており、稍重の芝では持ち味を発揮できませんでした。開幕2週目の東京なら同馬向きの馬場となる可能性は高そうです。前向きな気性で、さらにハイペースの地力勝負は向かない馬と好走するにはある程度の条件が揃う必要がありますが、ハマった時の末脚はかなりのもの。持ち味が引き出せれば。
他にも、エプソムCの勝ち馬レイエンダや、中京記念2着のクリノガウディー、京成杯オータムハンデ3着のジャンダルムなど、多彩なメンバーが揃いました。富士ステークスは10月19日(土)に、東京競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時45分の予定。