スワンステークス（2019）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

マイルCSのステップレースにあたる「スワンステークス」が26日、京都競馬場で開催されます。マイラーとスプリンターの両方だけでなく、夏の上がり馬や春の実績馬など、様々な路線から様々なタイプの馬が参戦してくる難解な一戦です。例年波乱含みの様相を呈しておりますが、果たしてどんな傾向があるのか？今回は過去10年間のデータをもとにスワンステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の勝率は高めも、人気薄も警戒

「1番人気」は2勝と勝ち切れない傾向です。「2番人気」が最多の4勝を挙げており、勝率（40%）がトップです。勝ち馬は10頭中9頭が「4番人気以内」となっており、上位人気の1着における信頼度は高めです。ただ、「8番人気」が1～3着に1回ずつ、「10番人気」が3着3回と人気薄の好走も多く、高配当もよく出ております。波乱傾向は強めのレースです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「差し・逃げ」が好成績

コースは京都競馬場の芝1400mを使用。枠番は、「7枠」が最多の4勝を挙げ、「6枠」が連対数が最多で、3着内の回数は「6枠」と「7枠」が最多タイです。好走率ベースでは、「7枠」が勝率トップで（16.7%）、「6枠」が連対率（30%）と複勝率（30%）トップとなっております。外枠が好走傾向にあります。また、「3～5枠」からは勝ち馬が出ておらず、連対数も1回のみとなっており、真ん中枠が不振傾向にあります。

脚質は、「差し」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。好走率ベースでは、「逃げ」が勝率（20%）、連対率（40%）、複勝率（60%）の全てにおいてトップとなっております。差しが中心となりますが、逃げ馬候補には警戒しておく必要がありそうです。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「3歳馬」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げている「3歳馬」に注目です。性別は9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は7勝を挙げている「栗東」が優勢です。

■前走レースが「安田記念」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「安田記念」に注目です。前走着順は、「1着馬」が最多の2勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「6着以下」からも勝ち馬が6頭出ており、前走で掲示板外に負けた馬の巻き返しも目立ちます。前走着順はそこまで気にしなくても良さそうです。

■騎手は「浜中俊」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「浜中俊」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。