本命党も頭を悩ます2歳新馬戦
いよいよ先週から2歳新馬戦がスタート。人気をかなり被った馬が馬券圏外に敗れる波乱が早くも起きている。この時期の2歳新馬戦は、一般的に大勝負をするレースではない。今の時期の2歳馬の評価は調教内容と血統のみ。当然良血馬は人気が高くなる。これに乗ってしまって的中馬券を掴めばいいが、掴めない事が多いのがこの時期の2歳新馬戦。流石の本命党もいつもの様なレートでは勝負が出来ない。
若駒故に出遅れたり、逸走したりとなかなかジョッキーの言うことをきかない。本命党に取っては出遅れ一発アウト。穴馬が出遅れるなら本命党にとっては歓迎材料だが、人気馬が大きく出遅れるのは非常に痛い。本命党にはしばらくは厳しい状況が続く。今の時期の新馬戦は短距離のレースが多い為、出遅れはさらに厳しい。本命党はなかなかフルスイングが出来ない。新馬戦でフルスイングが出来る勝負が出来るようになるのは、秋競馬になってから。これから暑い夏を越さなければいけない。ここは少し新馬戦での勝負は控えなければいけない時期。本命党には辛抱しなければいけない時期と言うこと。
逆に穴党は断然人気の馬が平然と飛ぶので、穴馬券を仕留める絶好のチャンス。しかも、大金を張らなくていい。1点500円で、100倍が的中すれば5万円。これは非常に美味しい利益。すべてが当たるわけではないが、高額勝負をする必要はない。ここが穴党のリスクが少ないところ。現段階では、穴党の方が新馬戦に限ればアドバンテージを握っている。