【日経新春杯2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

長距離古馬ハンデ重賞「日経新春杯」へ向けて、各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の追い切り内容などから総合的に好調馬を判断し、その中でもとくに評価が高いと判断した3頭の馬を紹介したい。

アフリカンゴールド(セ5、西園正都厩舎)

1/16(木)栗東・CW(良)6F80.9-5F65.3-4F51.7-3F38.5-1F12.1(強め)

栗東CWコースを単走。4Fあたりから徐々にペースを上げていき、ラスト1Fは鞍上も鞭を何度か入れており、一杯に追って12秒1をマーク。雨の影響でやや力を要する馬場で鞍上も体格のある騎手だったが、早い時計が出ておりしっかりと負荷がかけられた。今の京都へ向けて良い内容の追い切りを消化できた印象。勝負気配を感じる。

ロードヴァンドール(牡7、昆貢厩舎)

1/16(木)栗東・CW(良)6F81.6-5F65.8-4F51.6-3F38.2-1F12.4(馬なり)

太宰啓介騎手を背に栗東CWコースを単走。向正面あたりから徐々にペースを上げていき、ラスト1Fはしっかり追われて12秒4と良いタイムをマークしてきた。終い重点の内容だが、全体時計も良い。1週前のCWコースでは6F83.1-3F39.7-1F12.8と少々物足りなさが残る内容だったが、最終追い切りは動きも良くなっており、良化が見られた。

モズベッロ(牡4、森田直行厩舎)

1/16(木)栗東・坂路(良)4F53.9-3F38.9-2F24.6-1F12.3(一杯)

栗東坂路で2頭併せ。僚馬のレジーナファースト(牝5、2勝クラス)を追走し、半馬身先着した。首を左右上下にふっており序盤のテンションの高さが気になったが、追われてからの反応も良く前向きで迫力のあるフットワークでラストまで駆け抜けた。鞍上も体重の重たそうな人が手綱を握っており、しっかりと負荷はかけられた印象。パワフルな脚取りからも、今の京都は合いそうなイメージ。