【日経新春杯2020予想】アフリカンゴールド、今年は条件向く

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時計の掛かる馬場でパワータイプの好走も目立った先週の京都。今週も同じような馬場ならパワーに寄った馬から狙ってみるのも良さそうです。ということで、今週末京都で行われる「日経新春杯」の注目馬を紹介したいと思います。

今回橋詰が注目している馬は2頭。1頭目の注目馬は「アフリカンゴールド」です。

昨年の日経新春杯では15着に敗れておりますが、昨年は前半1000m通過が58秒3という2400mらしからぬハイペースで、後半も後方で控えていたメイショウテッコンが坂の下あたりから一気にマクって先頭に立ち、さらにペースを引き上げていくという稀なレース展開でした。

アフリカンゴールドはハイペースだと脆いところがあるので、致し方ない結果だったと言えます。極端に早いペースにならなければ大きく崩れることは少ない馬ですし、今年はそこまで強い逃げ馬候補がおりませんのでこの馬向きの競馬が出来るのではないでしょうか。

同じ京都の2400mで行われた昨年の烏丸Sではある程度流れた中でも番手から追走できておりますし、前目のポジションを取る競馬ができるのも魅力です。また、今の京都の馬場は力の要るタフな馬場なのでステイゴールド産駒の同馬にとって馬場のアドバンテージを受けれそうな点も魅力です。

ただ、メンバーの中で特別能力が抜けているという馬ではなく、どちらかと言うと1着よりは軸向きというイメージで扱いたい1頭です。

2頭目の注目馬は「ロードヴァンドール」です。

日経新春杯は今年で3度目の参戦となる7歳馬です。一昨年は逃げて2着に粘り、昨年も好位から進めますが最後は後退し、13着に敗れてしまいました。

こちらも速めのラップが要求される展開はあまり得意でなく一昨年の日経新春杯のように逃げてスローに持ち込んで3~4コーナーでひきつけて直線動いてしぶとく粘るかたちが理想です。2着に好走した一昨年は時計の掛かる馬場でしたが苦にする様子もありませんでしたし、今年のタフな京都とも相性が良さそうです。

他の逃げ馬候補よりはテンの速さで分がありそうですし、絶対に逃げなければいけないというタイプでもなく、番手からの競馬でも問題ありません。

前走の中日新聞杯では行きたい気持ちが強すぎたのかスタートで躓いてしまい、レース序盤で勝てない流れができてしまいました。不完全燃焼で終わってしまった前走からの巻き返しに期待したいと思います。

ということで、今年の日経新春杯はアフリカンゴールドとロードヴァンドールの2頭を中心とした馬券で勝負したいと思います。