【京都牝馬S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
京都の土曜メインはヴィクトリアマイルへと繋がる一戦「京都牝馬S」が開催。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
アマルフィコースト(牝5、牧田和弥厩舎)
2/19(水)栗東・坂路(良)4F52.1-3F37.8-2F24.4-1F11.9(強め)
栗東坂路で単走。馬なりから強めに追われてしまい重点。ラスト1Fはムチも入って11.9秒の好時計をマーク。3歳頃は気性面でうるさいところがあったが、それも安定してきたのか追い切りでは優等生のような動き。反応も良く、フットワークも力強い。もともと坂路では速い時計を出す馬だが、力は出せる仕上がりにありそうだ。
サウンドキアラ(牝5、安達昭夫厩舎)
2/19(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F37.8-2F24.4-1F12.0(馬なり)
松山弘平騎手を背に栗東坂路で単走。1週前は栗東坂路で4F52.2-1F12.1を馬なりでマークしており、直線は内にややモタれるところがあったがラストは鋭い伸びを見せた。最終追い切りは1週前とそこまで時計も内容も変わらないが、状態は引き続き良さそうだ。昨年秋から本格化ムードが漂っており、一連の好調をしっかりとキープしている印象。
シゲルピンクダイヤ(牝4、渡辺薫彦厩舎)
2/19(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F38.1-2F23.9-1F11.9(馬なり)
栗東坂路を単走。しまい重点の内容で、ラスト2Fは12.0-11.9と綺麗な後傾ラップを刻んでおり、ラチ沿いをまっすぐ上がってフィニッシュ。追われてからの直線で少々フワッとする余裕もあった。普段から調教で速い時計を出す方ではないが、馬なりであの手応え・時計なら仕上がりは十分。併せ馬の本数は少ないが、中間の乗り込み量は豊富で調整過程は順調だ。