中山記念(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

近年はドバイや大阪杯へと向かう実績馬の始動戦としての位置付けが強まっている「中山記念」。G1戦線で活躍してきた強豪馬が集まりやすく、見応えのある一戦です。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに中山記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「2・3番人気」は堅実も、波乱に警戒

人気は「1番人気」が馬券圏内が2勝のみとやや不振気味です。「2番人気」と「3番人気」が最多の3勝ずつを挙げており、「1番人気」以外は堅実です。人気薄は「7～9番人気」が2・3着に2回ずつ入線しており、穴馬も2・3着にはよく絡みます。3連単も10万馬券以上が2回あり、いずれも31万、53万と高額なので波乱にも警戒が必要です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「3枠」＆「逃げ・先行」に注目

コースは中山競馬場の芝1800mを使用。枠は「1・3・7枠」が2勝ずつを挙げており、勝ち馬はまんべんなく出ております。好走率ベースでは「3枠」が連対率（38.5%）と複勝率（46.2%）がトップとなっております。

脚質は、「先行」が7勝を挙げており断トツです。連対数と3着内の回数も最多で好成績です。「逃げ」も勝利数こそ0回ですが、2・3着には絡んでおり複勝率は50%と好成績です。中山の1800mは最初のコーナーまでが205mと短く、スタート後すぐに急坂を上がるためペースは極端に速くなりにくい特徴があります。スムーズに前のポジションを取った馬が有利になりやすいため、逃げ・先行馬が好走しやすい特徴があります。

■馬体重が「-3～+3kg」の馬に注目

馬体重の増減は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「4歳」に注目

年齢は、4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は「牡馬」が9勝を挙げておりますが、現在2年連続で「牝馬」が馬券に絡んでおり、いずれも5・6番人気とやや人気薄が好走しております。牝馬にもある程度の警戒が必要そうです。所属は、「美浦」が8勝を挙げており、関東馬が優勢です。

■どのレースから来る馬にもチャンスあり

前走レースは、「中山金杯」が最多の3勝を挙げておりますが、今年は同レースから来る馬がおりません。また、次いで勝利数が多い「有馬記念」から来る馬もおりません。その他のレースには傾向らしい傾向は見られないため、前走レースについてはどのレースから来る馬にもチャンスはあると考えたいと思います。

着順は「1着」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、3着内に入線した述べ30頭中14頭が「6着以下」に敗れていた馬で、前走で掲示板外に敗れた馬にも警戒が必要です。

■騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「M.デムーロ」騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。