阪急杯(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

阪神競馬の開幕を飾る重賞は「阪急杯」です。春のスプリント王者決定戦「高松宮記念」の前哨戦に位置付けられており、例年レベルの高い馬たちが集う注目度の高い一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに阪急杯の傾向を探っていきたいと思います。

■人気薄の激走注意、近年は波乱傾向

「2番人気」が最多の3勝を挙げており、「4番人気」が2着4回で連対数が最多となっております。「7番人気」が2勝を挙げ、「11番人気」も1・3着に1回ずつ入線するなど、人気薄の激走も少なくありません。昨年は11番人気が勝利して3連単の配当が20万、2017年は人気薄同士の決着で248万馬券が飛び出すなど、近年は波乱決着が目立っております。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■内外の有利不利は少なめ。脚質は「差し馬」中心も、「逃げ馬」も要警戒

コースは阪神競馬場の芝1400mを使用。枠は、「7枠」が最多の3勝を挙げており、「8枠」も2勝を挙げるなど外枠から勝ち馬が出ております。ただ、3着内に入った延べ30頭中18頭が「1～3枠」に入っていた馬で、全体的には内枠の馬の好走が目立っております。真ん中枠が不振というくらいで、内外の有利不利は少なめです。

脚質は「差し」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。数は「差し・追い込み」が多いですが、「逃げ」も3勝を挙げており好走率は高いです。差し馬が中心となりますが、逃げ馬にも警戒が必要です。

■馬体重が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重は、4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「5歳」に注目

年齢は、最多の6勝を挙げ、連対数も最多の「5歳」に注目です。性別は「牝馬」も2・3着にはよく絡みますが、勝ち馬は9勝を挙げている「牡馬」から出やすい傾向となっております。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が中心となります。

■前走レースが「阪神カップ」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「阪神カップ」に注目です。前走着順は、3着内に入った延べ30頭中半分の15頭が「6着以下」だった馬で、勝利数も6勝と多いです。前走着順については、前走で大敗した馬でも巻き返す可能性は十分あると考えたいと思います。

■騎手は「岩田康誠」と「浜中俊」に注目

騎手は、2勝ずつを挙げている「岩田康誠」「浜中俊」の2名の騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。