【阪急杯2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
今週末から阪神競馬が開催。開幕週を飾る重賞は、春の短距離戦線を占う上で重要な前哨戦に位置づけられている一戦「阪急杯」です。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきました。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したいと思います。
ダイアトニック(牡5、安田隆行厩舎)
2/26(水)栗東・坂路(やや重)4F51.9-3F37.6-2F24.3-1F12.0(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東坂路を単走。馬なりでリズムよく駆け抜け、ラスト1Fは12.0秒の好時計をマーク。反応を見る程度の軽い内容でしたが、余裕を残しながらも時計は速く、反応も良いです。1週前は坂路で強めに追われて4F50.4-3F36.4-2F23.6-1F11.7の速い時計をマークしており、併せた馬には届かなかったですが、しっかり負荷がかけられております。順調にきていると感じます。
フィアーノロマーノ(牡6、高野友和厩舎)
2/26(水)栗東・坂路(やや重)4F51.5-3F37.0-2F23.9-1F11.8(馬なり)
栗東坂路で単走。馬格のある馬だけあり、走りは迫力満点。パワフルなフットワークで駆け抜け、ラスト1Fは11.0秒の好時計をマーク。1週前も坂路で単走で追い切り、4F50.9-2F23.3-1F11.6の驚異的なタイムをマーク。その前週も坂路で4F49.7秒をマークし、自己ベストを更新しました。やや重たい馬場を物ともせずに駆け抜けており、パワーもあります。ここ3週間良いタイムを連発しており、順調そのものです。
ステルヴィオ(牡5、木村哲也厩舎)
2/26(水)美浦・南W(重)5F68.4-4F52.4-3F38.8-1F12.1(馬なり)
美浦の坂路を単走。僚馬ランガディア(牡6、オープン)を前に、後ろにヘイルメリー(牡3、新馬)という並びで行われ、道中は行きっぷりも良く直線でもその勢いは衰えず、真ん中から堂々と半馬身抜け出して先着しました。1週前は南Wを3頭で併せて6F83.8-5F68.4-4F53.3-3F39.1-1F12.8と時計はそこまでで、反応もいまいちでやや太め残り感がありました。最終はしっかり速い時計も出ており、しまいの反応も良かったです。最終のひと追いで臨戦態勢は整ったムードです。