日本ダービー(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

紛れが少なく実力通りに決まる傾向が強い印象がある日本ダービーですが、昨年は12番人気のロジャーバローズが優勝し、一昨年は1～3番人気が全て馬券圏外に飛ぶなど近年は波乱が目立っています。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに日本ダービーの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気は堅実も、人気薄の好走も目立つ

人気は「1番人気」と「3番人気」が最多タイの3勝ずつを挙げており、3着内の回数も同率で、複勝率はいずれも70％と好成績です。3着内に入着した30頭中22頭が「5番人気以内」の馬となっており、上位人気は堅実です。下位人気は「7～12番人気」が7頭馬券に絡んでおり、このあたりが人気薄を選ぶ基準となりそうです。上記でも述べたように近年は波乱が目立っており、波乱の結末も想定しながら予想したほうが良さそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」＆「差し」が好成績

コースは東京競馬場の芝2400mを使用。枠は「1枠」が最多の4勝を挙げており、勝利数は断トツです。連対数と3着内の回数も最多で、好成績です。「1枠」に入った馬は問答無用で注目した方が良さそうです。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多で好成績です。東京の芝2400mは長距離戦とあって、スローペースからの瞬発力勝負になることが多く速い上がりを使える馬が結果を残しやすい特徴があります。こうしたコース形態も、差し馬が好走している要因の一つと考えられます。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3～+3kg」に注目です。

■「皐月賞組」が中心

前走レースは「皐月賞」が最多の8勝を挙げており、勝利数は断トツです。3着内に入着した30頭中20頭が前走「皐月賞組」でした。前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。

■騎手はフラットな傾向

騎手は、2勝以上挙げている騎手はおらず、傾向らしい傾向は見られません。騎手については、フラットな目線で予想した方が良さそうです。