【JRA注目新馬】2億円ホースがついにデビュー!良血ブレイブライオン
2019年のセレクトセールで2億円で落札された期待馬、ブレイブライオン(牡2、西村真幸厩舎)がついにデビューを迎える。21日、阪神の芝1600mを福永祐一騎手でデビュー予定だ。
父はディープインパクト、母フラーテイシャスミスという血統で、半兄には統一G1・2勝の実績を持つベストウォーリアがいる良血だ。
母フラーテイシャスミスは米国産のミスターグリーリー産駒で、2013年に日本へ輸入され繁殖へと上がっている。ディープインパクト産駒で母父ミスターグリーリーはスプリングS(G2)を勝ったマウントロブソンや、クイーンC(G3)を勝ったミヤマザクラ、G1では菊花賞・3着のポポカテペトルなどがいる。ディープインパクト産駒だが母系の血統を見る限りパワーが出そうな気配がしており、芝の適正がどうかが気になるところだ。
10日に行われた追い切りでは、栗東・坂路コースで一杯に追われて4H52.3、ラスト1F12.5の好時計をマーク。併せたカセドラルベル(古馬2勝クラス)には先着を許したものの、トビは大きくフットワークは雄大で時計も申し分ない。再入厩後の強めの調教はこれが初めてで、あとは最終追いでどんな動きをみせるか。
大きな期待を懸けた馬だけに、デビュー戦が楽しみだ。