【函館2歳S予想2020】2歳馬の最初の重賞!モンファボリやルーチェドーロなど出走予定馬を考察
今週末は今夏の函館最後の重賞「函館2歳ステークス」です。来年のクラシック路線に向けた2歳馬最初の重賞という意味でも注目度の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。
モンファボリ(牝2、須貝尚介厩舎)
先月函館の芝1200mでデビューし、5馬身差の逃げ切り勝ちを果たしました。勝ちタイムは従来の2歳レコードを0秒5も更新する1分8秒7というレコードタイムで、上がり3Fも2位と速く、完勝の内容でした。馬体が410kg台と小柄ですが、現時点での完成度は高く、素質の高さがうかがえる1頭です。ここは通過点にしそうな勢いがあり、ここでも勝ち負けが期待されます。
ルーチェドーロ(牡2、高橋裕厩舎)
先月函館のダート1000mでデビューし、7馬身差の逃げ切り勝ちを果たしました。最後は持ったままで余裕十分の競馬をしなら2歳コースレコードを果たす好内容でした。今回は芝替わりがカギとなりそうですが、走りは芝もこなせそうな素軽くキレイなフォームで、同馬を管理する高橋調教師も「本来は芝向き」とコメントしているように、ここでも十分好勝負を演じることが出来そうです。
カイザーノヴァ(牡2、矢作芳人厩舎)
先週の11日に行われた函館の芝1200mでデビューし、直線で外に持ち出すときに他馬と接触しながらも、豪快に差し切る強い内容でした。後方で脚を溜めて外からヨレながらも差し切るという函館の小回りコースでは異色な強い勝ち方で、次走に期待したくなる勝ちっぷりでした。連闘とはなりますが、馬体にまだ緩さがあったことを考えると叩いて連闘は大いにアリと言って良いでしょう。
他にも、函館1200mの新馬戦を3馬身差で逃げ切ったラヴケリーや、函館1200mの未勝利を逃げ切ったホーキーポーキーなど、多数の期待馬が揃いました。函館2歳Sは7月18日(土)に、函館競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時25分の予定。