【京成杯AH予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
サマーマイルシリーズを締めくくるハンデG3「京成杯AH」へ向けて各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
トロワゼトワル(牝5、安田隆行厩舎)
9/9(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.7-2F24.8-1F12.2(馬なり)
栗東坂路を単走。終い重点でラスト1Fは鋭く伸びて12.2をマーク。1週前は横山典弘騎手を背に栗東坂路で強めに追われて4F55.5-1F12.7をマーク。夏以降は3戦目となるため疲れを懸念していたが、回転の速い脚捌きで軽やかな動きを見せており、良い状態をキープできている印象。昨年は同レースを1:30.3の日本レコードで制しており、今年も自慢のスピードは発揮出来る状態にありそうだ。
アストラエンブレム(セ7、小島茂之厩舎)
9/9(水)美浦・坂路(良)4F53.4-3F38.6-2F24.6-1F12.0(馬なり)
横山武史騎手を背に美浦の坂路を3頭併せ。僚馬デリスブラン(新馬)とアウトライアーズ(古馬オープン)を先行させてこれを目標に追われ、直線は外から並ぶ間もなく2頭を交わしてゴールした。しまい重点で一気に突き抜け、攻めた追い切りを消化した。1週前は坂路を馬なりで4F51.9-1F12.6をマークしており、全体は良いが上がりは少し遅めだった。最終追いで整った感があり、前走の追い切りよりも良化が見られる。
ジャンダルム(牡5、池江泰寿厩舎)
9/9(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F37.6-2F24.3-1F11.7(馬なり)
藤井勘一郎騎手を背に栗東坂路を単走。外ラチ沿いを馬なりで進め、軽く促されると楽な手応えで駆け抜けラスト1Fは11.7の好時計をマーク。無理な動きなく楽に好時計をマークしており、軸もブレずにスムーズな加速を見せた。1週前は坂路を併せ馬で強めに追われて4F52.5-1F12.1をマーク。相手には遅れたが、騎手の仕掛けにしっかり反応し、最後まで脚色は衰えず時計も上々。2週続けて抜群の動きを見せており、好気配。