【セントウルS予想2020】絶対に押さえておきたい“軸馬”と“穴馬”とは?

前哨戦では安定した走りを見せるダノンスマッシュが今回人気の中心となりそうですが、実績的にもここはこの馬を中心に馬券を組み立てるのが堅実でしょう。

本命軸馬はダノンスマッシュで間違いないとして、問題は相手です。今年は相手に人気薄を交えて広めに狙っていきたいと考えていますが、今回はその中でも穴馬として注目している1頭を紹介したいと思います。

その馬はセイウンコウセイです。2017年の高松宮記念を制したG1馬ですが、今年7歳で近走は掲示板に何とか粘るのが精一杯という成績です。

ただ、夏は毎年走る馬で、何と言っても今年は阪神ではなく中京での開催という点が好材料。2017年の高松宮記念1着、2019年の高松宮記念も2着、2019年CBC賞3着と抜群のコース適性を示しています。毎年北海道のスプリント重賞を使っていましたが、今年はそちらへ行かずここを狙ってきたのは得意の中京が舞台だからということも考えられます。

追い切りでは強めに追われてゴール板を過ぎてもびっしり追われており、本気度の強さが伝わってくる内容でした。また、7歳で衰えも懸念されますが、今年のシルクロードSでは休み明けで58㎏を背負いながら0.2秒差の5着に残っており、衰えは見えませんでした。

2走前の京王杯スプリングCはスローの展開で5着、前走の安田記念は平均ペースを中団前めからの競馬で12着。近2戦は距離も長かったですし、位置取りやペースが合わなかった印象です。

今週は週中も雨で土曜も雨予報となっているので、馬場が渋るようなら同馬にとってはさらに好材料となります。何れにせよ馬場と枠の要素が大きく問われるレースという認識なので、レース当日まで買い目は悩みそうですが、セイウンコウセイについては中京開催という要素だけで抑えておける1頭であると感じます。

ということで今年のセントウルSは、ダノンスマッシュを本命軸馬、相手にはセイウンコウセイを絶対に抑えておく馬券で勝負したいと思います。