【阪神ジャンプS予想2020】暮れの大一番に向けた障害重賞!フォイヤーヴェルクやタガノエスプレッソなど出走予定馬を考察
今週中京の土曜8Rは障害重賞の「阪神ジャンプステークス」が開催されます。暮れの大一番に向けて障害界も徐々に動き出してきました。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。
フォイヤーヴェルク(牡7、池江泰寿厩舎)
昨年まで芝の長距離路線を主戦場としていましたが、今年から障害へ転身。初戦の未勝利は3着に敗れましたが、2戦目からは怒涛の2連勝を果たし、重賞初挑戦となった新潟ジャンプSも快勝し、障害3連勝中と波に乗っています。障害レースの阪神コースは初となりますが、新潟・福島の障害レースで好走しており、小さな置き障害コースは問題ないでしょう。重賞2連勝へ向けて、ここは本気度も高い一戦となりそうです。
タガノエスプレッソ(牡8、五十嵐忠厩舎)
2歳時にはデイリー杯2歳Sを制し、3歳では弥生賞・3着と芝の重賞戦線でも活躍したタガノエスプレッソ。その後は結果を残せず、4歳時にダートへ転身。ダートでも結果を出せず、昨年3月に障害へ転身しました。以降順調に勝ち進んでおり、今年は春に京都ハイジャンプで3着に好走し、障害適性の高さを示してきました。スタートは遅めですが、飛越は安定しており、徐々に押し上げて伸びていく良い脚を持っています。芝・ダート・障害でもオープン勝ちを果たしているオールラウンダーで、能力の高さはここでも魅力です。
ルペールノエル(牡10、藤原英昭厩舎)
2016年、2017年の中山大障害で2年連続3着に入着するなど障害G1戦線でも好走実績があるルペールノエル。2017年3月の障害オープン以降勝利を挙げれておらず、勝ち星からは遠ざかっていますが、今年初戦のペガサスJSで3着に好走するなど10歳となった今もまだまだ現役競走馬として活躍できる気配があります。前走の京都ハイジャンプでは7着に敗れましたが、雨の重馬場にやられた印象で、良馬場開催ならまだ重賞で上位が狙える存在。未だ重賞未勝利なのが不思議な1頭で、名コンビの高田潤騎手と共に悲願の重賞初制覇を狙います。