【小倉2歳S予想2016】スプリント戦線の若き星たち!人気上位の有力候補3頭
夏の小倉もいよいよ今週末で終わりとなります。小倉開催最終日に行われる2歳重賞の「小倉2歳S」が今年も小倉の夏を締めくくります。舞台は芝の1200m、過去の勝ち馬には2007年のスプリンターズSを制したアストンマーチャンや、先週キーンランドカップで2着に入着したシュウジなどスプリント路線で活躍する馬も多いです。スプリント路線で活躍しそうな未来のスターホースを探す上で見逃せない一戦ですね。さっそく有力馬をピックアップしていきたいと思います。
スプリント戦線の若き星たち!人気上位の有力候補3頭を紹介
まず、今回間違いなく人気を集めることとなりそうなのがクインズサリナ。ダリア賞(OP)を快勝したリンクスゼロを新馬戦で負かしており、前走のフェニックス賞(OP)ではひまわり賞(OP)を制したカシノマストを降しています。地元九州出身の川田将雅騎手が主戦騎手を努めているということも心強く、一気に3連勝で重賞初制覇ということも十分ありえる。
今回の舞台と同条件だった新馬戦を制したレーヌミノルにも注目です。新馬戦から直行となりますが、新馬戦で見せた好位からの先行押し切りの勝利はなかなか評価できる内容でした。直線であっさり前を交わしたところを見ると、まだまだ余力はありそうでしたし、鞍上の浜中俊騎手も後ろを振り返るほどの余裕を見せました。素質もありそうですし、まだ底を見せていないだけに期待できそうです。
同じく先行押し切りで新馬戦を勝利したメイソンジュニアも人気の一角です。驚くような勝ちタイムを叩きだしたわけではありませんし、直線でもフラつく場面がありまだ子供っぽい一面がありますが、スピードとパワーがあり伸びしろ十分といった感じです。メンバーの格が上がる次走でさらなる力を引き出してくれれば面白くなりそうです。まだまだ先を見てみたい、そんな一頭です。
小倉1200mのコースは最初のコーナーまでが長く、下りと平坦しかなくとにかく前半が速くなるコースです。基本的には前を行く馬が有利とされております。今回有力馬が前で強い競馬をしてきた馬ばかりですから、見どころが満載なレースとなりそうな予感がします。
2歳重賞はまだまだキャリアの浅い馬ばかりで、まだ底を見せていない馬や花開いていない素質馬も多いです。それ故に予想が非常に難しいのですが、今のうちから素質のありそうな馬に唾をつけておくのも長い目で見た時に今後の予想に役立つのではないでしょうか。馬の成長を見て楽しむのも競馬の醍醐味の一つです。2歳重賞はこれからの大レースへの登竜門、このレースから伝説が始まる馬がもしかしたらいるかもしれませんよ?