【菊花賞2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
3歳牡馬クラシック最終戦「菊花賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
コントレイル(牡3、矢作芳人厩舎)
10/21(水)栗東・坂路(良)4F52.5-3F38.3-2F25.3-1F12.9(馬なり)
栗東坂路を単走。馬場の良い外ラチ沿いを馬なりのまま進め、最後まで手綱が動くことなく淡々とした走りで進めた。終始馬なりで手応えに余裕を残したままの軽めの内容だが、2Fから1Fまではスムーズな加速ラップを刻んでおり、全体も4F52.5なら十分。フットワークも柔らかく、長距離の菊花賞の追い切りとしては好内容。1週前は福永騎手を背にCWで併せ馬を行い、6F84.6-1F12.2をマークして併せ馬に3馬身先着しており、メリハリの利かせた追い切りを消化。臨戦態勢は十分整っている印象。
バビット(牡3、浜田多実厩舎)
10/21(水)栗東・坂路(良)4F55.7-3F40.6-2F26.3-1F13.0(馬なり)
栗東坂路を単走。力強いフットワークながらもブレは一切なく、時計は地味でも活気は十分。体重がありそうな助手の騎乗でも軸はブレずに良い加速ラップを踏めている点も高評価。1週前には内田騎手を背にCWで一杯に追われて6F82.7-1F12.0をマークし、併せ馬に4馬身先着した。実質的な追い切りは1週前で終えており、最終も時計は出さずとも動きは良く、しっかり仕上がった印象。春はソエを抱えて坂路中心だったが、前走時からCWコースを併用して長めを乗り込めている。仕上がりも良く、成長も窺えるここは好気配。
ディープボンド(牡3、大久保龍厩舎)
10/21(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.6-2F24.9-1F12.3(一杯)
栗東坂路を単走。馬場の内目を馬なりのまま駆け上がり、終いにかけて加速して後半2Fは12.6-12.3の好ラップでまとめてフィニッシュした。終始馬なりで調整程度の内容だったが、1週前には和田騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、6F80.0-1F12.3の好時計をマークして併せ馬に2馬身先着する意欲的な内容を消化している。前走を叩いて状態が良くなっている感があり、臨戦態勢は整ったと見て良さそうだ。