【エリザベス女王杯2020予想】3歳vs古馬の牝馬頂上決戦！ラッキーライラックやノームコアなど出走予定馬を考察

阪神競馬の日曜メインは牝馬チャンピオンを選ぶ「エリザベス女王杯」です。3歳馬と歴戦の古馬との激突が最大の見どころとなっています。今年は例年の京都競馬場ではなく阪神競馬場で開催ということで求められる傾向も変わってきそうです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

ラッキーライラック（牝5、松永幹夫厩舎）

昨年のエリザベス女王杯の覇者・ラッキーライラック。春の大阪杯では牡馬を降してG1・3勝目を達成。続く宝塚記念は6着に敗れましたが、道悪が響いてのもので大きく割り引く必要はないでしょう。前走の札幌記念は好位からの競馬でやや伸びを欠いて3着でした。早め早めの競馬で仕上がりも8分程度と考えればまずまずの結果でしょう。ひと叩きされて牝馬限定のここなら実力は上位と見て間違いないでしょう。

ノームコア（牝5、萩原清厩舎）

昨年のヴィクトリアマイルを制しG1ホースとなったノームコア。連覇を狙った今年のヴィクトリアマイルは3着、続く安田記念では4着に善戦し、G1マイル戦線で活躍しています。前走の札幌記念では中団で脚をしっかり溜めて力強く伸びて快勝。2000mは久々でしたが終わってみれば完勝で、阪神は初ですが急坂もこなせるので、初の阪神で1F延長の2200mも全く問題はなさそうです。

ラヴズオンリーユー（牝4、矢作芳人厩舎）

昨年のエリザベス女王杯・3着のオークス馬、ラヴズオンリーユー。今年は始動戦のヴィクトリアマイルでは7着に敗れましたが、最内からで窮屈な競馬を強いられ、力を出しきれませんでした。続く鳴尾記念では2着に好走し巻き返すも、秋初戦の府中牝馬Sでは道悪が響いて5着に敗退。叩かれて良くなるタイプなので良化してきそうですし、忘れな草賞や鳴尾記念で好走しているように阪神コースは問題なく、良馬場なら巻き返しは十分可能でしょう。