【京阪杯2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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今年最後のスプリント重賞「京阪杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

プリモシーン(牝5、木村哲也厩舎)

11/25(水)美浦・南W(やや重)5F69.3-4F54.2-3F39.5-1F12.1(馬なり)

北村宏司騎手を背に美浦の南Wを2頭併せ。僚馬エスタジを2馬身ほど追走するかたちで進め、道中は折り合いに専念。直線では併せ馬の後ろにピッタリと付け、騎手の合図があると素早く反応して一瞬のうちに外から交して1馬身先着した。鞍上は手綱を引いて抑え気味ながらも、一杯に追われた相手を子供扱いする好内容。反応と切れ味だけ見ても状態面の良さが伝わる内容。1週前は南Wで強めに追われて6F83.8-1F12.5をマークし、ラストはしっかり伸びている。絶好の仕上がりと言えそうだ。

フィアーノロマーノ(牡6、高野友和厩舎)

11/25(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F38.3-2F24.2-1F11.9(一杯)

吉田隼人騎手を背に栗東坂路を単走。馬場の外ラチ沿いを駆け上がり、一杯に追われると迫力のある力強いフットワークで伸びてラスト1Fは11.9の好時計をマーク。1週前も坂路で一杯に追われて4F52.7ー1F12.0をマークし、一杯に追われた古馬の併せ馬に半馬身先着する好内容。3週連続で一杯に追われ、ひと追い毎に反応は良化してきている印象。攻め駆けするタイプではあるが、中間は前走よりも動いており、力の出せる仕上がりに持ってこれてそうだ。

ジョーカナチャン(牝5、松下武士厩舎)

11/26(木)栗東・坂路(良)4F54.9-3F39.3-2F25.0-1F12.2(強め)

栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上がり、ゴール前は強めに追われてラスト1Fは12.2と鋭く伸びた。全体時計も優秀で折り合いもスムーズ、追われてからの反応も良く、ラスト1Fの時計も速く申し分ない内容。1週前は坂路を馬なりで4F53.4ー1F12.7をマークする軽めの内容。最終はあまり速い時計出す馬ではないが、意欲的な内容の追い切りを消化しており、久々でも仕上がりは万全と言えよう。