【野路菊S予想2016】モーヴサファイア反撃なるか?
ブラックスピネルを兄に持ち、新潟2歳ステークスでは1番人気に支持されたモーヴサファイア(牝2・父ハービンジャー・池添学厩舎)だったが、結果は8着惨敗と人気を大きく裏切ってしまった。まだ良化途上と言った所か?早熟タイプではなく、本当に良くなるのは、年が明けてからになりそうだ。
今回の野路菊ステークスは新潟2歳Sに比べるとメンバーは大幅に弱化。ここで反転攻勢に出たい。幸い、新潟2歳Sのダメージは残っておらず、非常にリフレッシュされた状態。ここは意地を見せたい所。
相手関係に恵まれたと言ってもいいだろう。登録馬11頭のうち、未勝利馬3頭は取消となり出走馬は合計8頭。他に特に強力なメンバーはおらず、敢えて注目をするならば、新馬戦1番人気で快勝したアメリカズカップか。
モーヴサファイアにとってここはオープン特別だけに本賞金加算をするには勝つしかない。重賞と違い、2着では本賞金加算は出来ない。これから来春のクラシックに向けて本賞金争いは一つカギになってくる。本賞金がギリギリだと、出走するレースが限られてくる。そうなるとスケジュールもタイトになってくる。
その為、この時期にサクサクと本賞金を加算しておきたいところ。相手関係に恵まれるときに取りこぼしは出来ない。悠長に騎乗は出来ない。本賞金は最後の最後にものをいってくる。僅か50万円足りずに除外されてしまう事もクラシック戦線では当たり前の光景なので、モーヴサファイアにとって負けられない一戦となる。