【ターコイズS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
牝馬限定のハンデG3「ターコイズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
トロワゼトワル(牝5、安田隆行厩舎)
12/16(水)栗東・坂路(良)4F52.3-3F38.2ー2F25.2-1F12.5(馬なり)
斎藤新騎手を背に栗東坂路を単走。序盤は抑えを利かせており、やや内を気にする仕草が見られたが、軽く気合いを付けられると上々の反応を見せてラスト1Fは12.5と鋭く伸びた。1週前は斎藤騎手を背に坂路で強めに追われ、4F51.9-1F12.8の好時計をマークして負荷がかけられた。陣営が「夏場の方が強い」とコメントしているが、追い切りでは状態の良さが伝わる動きを披露している。
ドナウデルタ(牝4、石坂正厩舎)
12/16(水)栗東・坂路(良)4F56.6-3F40.7ー2F26.4-1F12.8(馬なり)
栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上り、騎手が軽く促すと鋭く反応して登坂した。自己ベストを更新し続けていた春前と比べると近走の追い切りは物足りない印象があったが、1週前には坂路で一杯に追われて4F50.3の好時計をマークしており、速い時計を叩き出してきた。前走時より反応や力強さが格段に良化した印象があり、上積みは十分ありそうだ。
アンドラステ(牝4、中内田充厩舎)
12/16(水)栗東・CW(良)4F51.8-3F28.0ー1F12.2(馬なり)
栗東CWを単走。馬場の外ラチ沿いを進め、外をまわって直線を向くと軽く促されて1F12.2をマークしてフィニッシュした。馬なりで外をまわったことを考えれば速い時計。最終は輸送も考慮して軽めだったが、1週前には岩田望来騎手を背にCWで一杯追われて、6F81.7-1F11.9の好時計をマークして自己ベストを更新。入念に乗り込まれており、仕上がりは良好と考えたい。