G1・3勝のフィエールマンが引退、種牡馬入りへ
昨年、史上5頭目となる天皇賞・春連覇を達成したフィエールマン(牡6、手塚貴久厩舎)が、右前脚球節の繋靭帯炎のため現役を引退することが明らかになった。6日に、所属するサンデーサラブレッドクラブが公式ホームページで発表した。今後は、北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りする予定。
フィエールマンは2018年1月にデビュー。同年の菊花賞、2019点・2020年の天皇賞春を制し長距離G1を3勝。昨年は天皇賞秋でアーモンドアイの2着に好走し、有馬記念でも3着とG1での安定した戦績が評価され、2020年度JRA賞・最優秀4歳以上牡馬を受賞した。昨年の有馬記念・3着がラストランとなった。
フィエールマンは父ディープインパクト、母リュヌドール、母父Green Tuneという血統。通算成績は12戦5勝、うち重賞は3勝。フィエールマン号、お疲れさまでした。