【阪神大賞典2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
天皇賞春へ向けた重要な前哨戦となる「阪神大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
アリストテレス(牡4、音無秀孝厩舎)
3/17(水)栗東・CW(良)6F82.9-5F66.0-4F51.7-3F38.0-1F12.3(馬なり)
松若風馬騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ(レースはC.ルメール騎手が騎乗)。僚馬サイクロトロンとミッキーマインドを半馬身ほど後ろに置いて先行し、コーナーは外をまわって直線で3頭が馬体を併せると、残り1Fで一気にギアを上げて中サイクロトロンに2馬身、内ミッキーマインドに3馬身先着しました。1週前も松若騎手を背にCWコースで6F83.0-1F12.3と最終と同じ時計をマーク。先週はゴール前に仕掛けましたが、最終では馬なりのままほぼ同じタイムを叩き出しており、良化ムードが漂います。
ユーキャンスマイル(牡6、友道康夫厩舎)
3/17(水)栗東・CW(良)6F82.4-5F66.8-4F52.0-3F38.4-1F12.4(馬なり)
荻野極騎手を背に栗東CWコースを2頭併せ(レースは武豊騎手が騎乗)。僚馬アドマイヤビルゴを先行させ、コーナーで内から差を詰めて直線で馬体を並べると、馬なりのまま伸びてアタマ差先着しました。1週前はCWコースで一杯に追われて6F82.9-1F12.3をマークし、併せ馬に先着。先週びっしりやっている分最終は軽めの調整ですが、道中は気合いを保って相手を気にせずほぼ馬なりにリズム良く動き、終いの脚も鋭くと文句なしの内容でした。久々でも抜かりない調整を課されている印象です。
ディープボンド(牡4、大久保龍厩舎)
3/17(水)栗東・CW(良)6F78.7-5F64.6-4F50.8-3F37.4-1F11.7(一杯)
和田竜二騎手を背に栗東CWコースを単走。序盤からある程度のペースで駆け出し、馬場の真ん中外目を通って直線を向くと、リズム良く大きなストライドで伸び、6F79.8-1F11.7と全体も終いも文句なしの速い時計をマークしました。やれば時計は出る馬ですが、1週前もCWコースで6F79.5-1F12.1とここでも好時計をマークしており、2週連続で好時計をマーク。短期放牧を挟んでも緩んだ感はなく、好状態にあると判断しても良さそうです。