【新潟記念】小牧はダコールに騎乗、新潟からシュウジ見守る
新潟の最終週メーンを飾るのは「第51回新潟記念(G3)」。同じく最終週の小倉では小倉2歳ステークスが開催される。こちらでは橋口厩舎の期待の星、シュウジ(牡2)が出走する予定で主戦騎手を務める小牧太騎手の騎乗が予想されていたが、小牧騎手は同日新潟で開催される新潟記念でダコール(牡7)に騎乗する。
来年の2月に引退する橋口調教師が臨む最後の夏の小倉で、小牧騎手も師の力になりたいところだろう。しかし早々にダコールでの騎乗が決まっていたため、今回は新潟から結果を見守るかたちになった。
さて、新潟記念に出走予定のダコールだが、前走の新潟大賞典(G3)を制したあとは無理せずリフレッシュし、今回同じ舞台で行われる新潟記念を目標にじっくりと調整してきた。小牧騎手は前走がダコールの初騎乗だったがこれを見事に勝利した。37戦目、7歳にして悲願の重賞初勝利をあっさりと達成したのだ。
新潟記念は休み明けで斥量はトップハンデの58kgと決して楽な闘いではないが、陣営は大目標を天皇賞(秋)に定めてここを叩きに選んできた。G1で勝負をするならここでは負けられないだろう。ローカル中距離のG3でコツコツと頑張ってきた馬についにG1への道が開けた。
新潟記念は過去に2度挑戦しているが'13年は3着、'14年は12着と順位を落としてきている。今年の挑戦で3度目の正直となるだろうか。7歳古馬の挑戦が始まった。