【アルゼンチン共和国杯2016予想】機は熟した、ワンアンドオンリーは今が買い時
年末の大舞台に繋がるハンデキャップの重賞、アルゼンチン共和国杯(G2)が今週末東京で開催。昨年同競走を制したゴールドアクターは次走の有馬記念を制して見事にG1ウィナーの座に上り詰めた。注目度の高い一戦であることは言わずもがな。
復活の舞台は東京。”ダービー馬”の称号を取り戻せ!
今回筆者が取り上げたいのはワンアンドオンリーだ。2014年のダービー馬であるが、その後の神戸新聞杯を勝ってからは13連敗中。馬券に絡んだのは昨年春のドバイシーマが最期でこの時は3着。国内では買えないレースだったし、馬券に絡むという意味ではもう2年以上も絡めていない。早々に買うのを辞めてしまったファンもいるだろうし、「このまま終わっていくのだろうか…いや、まだ来るかもしれない…」などと再度花開くことにかすかに希望を持っているファンも少なからずいるだろう。
筆者もかすかに希望を持っているファンの一人なのだが、メンバーが一気に弱化する今回はさすがに馬券圏内には入ってくるのではないかと期待する。某競馬雑誌で想定鞍上は柴山雄一騎手となっていたが、陣営がやぶれかぶれ気味になっていないことを祈るばかりである。柴山騎手を否定するつもりはないが、昨年5年ぶりに重賞を勝利できたような騎手がダービー馬に乗れるのだから驚かざるをえない。
ただ、乗り替わりについては賛成である。ワンアンドオンリーももはやダービー馬と言う称号は忘れた方が良いくらいに勝てていない。このアルゼンチン共和国杯は、重賞を勝てる大きなチャンスが人馬ともにまわってきたと言えるだろう。東京で走るのは昨年のジャパンカップ(7着)以来だが、かつてダービー馬の称号を手にした舞台でもある。ここは復活に期待して本命にしてみるのも面白い。オッズもかなり妙味が出てきた今がまさに買い時ではなかろうか。