【NHKマイルC予想2021】春の3歳マイル王決定戦!バスラットレオンやグレナディアガーズなど出走予定馬を考察
東京競馬の日曜メインは3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」です。様々な路線から有力3歳馬が集う注目の一戦です。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。
バスラットレオン(牡3、矢作芳人厩舎)
前走のニュージーランドTを逃げ切り、重賞初制覇を果たしたバスラットレオン。緩めのペースで逃げ、ラスト3Fはメンバー最速となる34秒6の脚で5馬身差を付ける圧勝でした。東京コースは今回が初となりますが、広いコースで好走しており、中京で行われたシンザン記念で3着の実績があるように、左回りも問題なさそうです。キズナ産駒待望のG1馬誕生となるか、注目と期待が集まる1頭です。
グレナディアガーズ(牡3、中内田充厩舎)
昨年の朝日杯FSの覇者・グレナディアガーズ。前走のファルコンSでは好位抜け出しの競馬で2着に好走。逃げた勝ち馬ルークズネストを捉えることは出来ませんでしたが、3着には2馬身半差と力は示しています。前向きな気性が課題となっており、クラシックではなくマイル路線へ向かうことを早々に表明。先行力が自慢の馬で、重たい馬場でも残せるタフさもあります。ファルコンSを使われたことで上積みも見込めそうで、前進が期待されます。
シュネルマイスター(牡3、手塚貴久厩舎)
前走の弥生賞・2着のシュネルマイスター。皐月賞と両睨みでしたが、マイル路線に戻る選択をし、NHKマイルC直行を決定。父キングマンは欧州の主要マイルG1を4勝した名マイラーであったことを考えれば、懸命な選択と言えるでしょう。左回りは初となりますが、直線が長くなるのはプラスに働きそうで、2000mの弥生賞・2着ならスタミナ面も問題ないでしょう。前走は好位からの競馬でしたが、デビュー戦と2戦目のひいらぎ賞では上がり最速の鋭い脚で差し切り勝ちを果たしており、東京のマイルなら末脚が爆発する可能性は高そうです。