【JRA京都新聞杯2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

日本ダービーの前哨戦の「京都新聞杯」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ルペルカーリア（牡3、友道康夫厩舎）

5/5（水）栗東・P（良）6F81.5－5F65.5－4F51.4－3F38.2－1F12.1（馬なり）

栗東Pコースを単走。馬なりでサラッと流す軽めの内容でした。1週前にはCWコースを併せ馬で一杯に追われて6F80.8－1F12.8の好時計をマークしているので、最終は調整程度で問題はないでしょう。Pを走った理由については色々と勘ぐりたくなりますが、雨の影響でWの馬場が悪化したからという理由が濃厚でしょう。前進気勢がある馬で、最終はテンションをおさえながらもラストは伸びやかなフットワークで駆け上がっており、この最終追いで態勢は整ったと見ます。

マカオンドール（牡3、今野貞一厩舎）

5/5（水）栗東・坂路（良）4F52.5－3F37.9－2F24.6－1F12.4（馬なり）

栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上がり、ラスト1Fは12.4の好時計をマーク。馬なりながらも最後まで集中して走れていた印象です。1週前には浜中俊騎手を背に坂路で追い切りを行い、4F50.9－1F12.2の好時計をマークし、自己ベストを更新しました。道中あまり追われることなくほぼ馬なりで好時計を連発しており、状態面に不安はなさそうです。重馬場を快勝した前走の反動もなさそうで、仕上がりは万全とみます。

ゲヴィナー（牡3、藤原英昭厩舎）

5/5（水）栗東・CW（良）6F85.3－5F69.0－4F54.0－3F39.6－1F11.6（馬なり）

岩田望来騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。僚馬ヒーズオールザットを2馬身先行させ、コーナーで外から差を詰めると、直線はジワジワと伸びていき、一杯に追われた相手をしっかりおさえてアタマ差先着しました。1週前は栗東CWコースで3頭併せを行い、大外をまわって6F89.1－1F11.5をマークして併入しました。全体時計は平凡ですが、しまいはしっかり鋭く伸びて反応も上々。青葉賞除外からスライドする形で調整されていますが、乗り込みは緩めずここまで順調そのものです。使った上昇も見込めるここは好気配です。