【JRA安田記念2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
春のマイル王者決定戦「安田記念」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
サリオス(牡4、堀宣行厩舎)
6/2(水)美浦・南W(良)5F70.6-4F55.2-3F40.1-1F12.8(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ノックオンウッドを2馬身追走し、直線は内から馬なりで並びかけると、持ったままの手応えで楽に併入しました。馬なりで軽めの内容でしたが、1週前には強めに追われて時計も出ているので問題ないでしょう。その1週前は石橋脩騎手を背に南Wで2頭併せを行い、直線は強めに追われて5F67.3-1F12.0をマークして先着する好内容の追い切りを消化しています。1週前は終い重点に追われて好時計を出し、最終は全体時計は平凡もしっかり加速ラップは刻んでおり、態勢に抜かりはありません。
シュネルマイスター(牡3、手塚貴久厩舎)
6/2(水)美浦・南W(良)5F68.1-4F52.9-3F38.6-1F12.6(馬なり)
横山武史騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬セダブリランテスを2馬身追走し、直線は内から馬なりで並びかけ余力十分に併入しました。時計は前走時より劣りますが、中3週なので息遣いを整える程度で問題はないでしょう。ただ馬なりでも気持ちは乗っており、コーナーで差を詰める際の行きっぷりは良く、直線の入り口では抑えるほどでした。動きは中3週でも活気十分といった印象です。1週前は南Wで2頭併せを行い、霧で時計は計測できませんでしたが、最後は余裕を持って馬なりのまま併入しています。前走の疲れも見られず、順調そのものと言ってよさそうです。
ダイワキャグニー(セ7、菊沢隆徳厩舎)
6/2(水)美浦・南W(良)5F68.0-4F53.0-3F39.0-1F12.8(馬なり)
美浦の南Wで単走。馬場の真ん中をリズム良く駆けて馬なりでゴール。馬なりでも身体全体を使ってクビもリズム良く低く下げ、前進気勢あふれるフットワークで動きは抜群という印象です。1週前は南Wで2頭併せを行い、直線は併せ馬の外から一杯に追われて5F66.6-1F12.2をマークして1馬身先着と好内容の追い切りを消化しています。コーナーでも外から力強いフットワークで差を詰めており、気合いの入った迫力の動きを披露。去勢の効果もしっかり出ている印象で、集中して走れています。