【黒松賞2016予想】抜けた馬がいない時の馬券の買い方

2歳500万クラス。中山の芝1200Mで争われる一戦。このレースは波乱のムードがする。馬券の販売がある以上どうしても人気の序列は付くが、はっきり言って人気はあってないようなもの。そうなれば、人気薄を絡めてボックス馬券で勝負するのが1番良いだろう。

狙っていた人気薄の馬が激走して穴をあけても、相手が抜ければ意味はなし。そうならない為にはボックス馬券を活用するのがベスト。特に抜けた存在のいない今年の黒松賞の様なレースは人気馬同士を買うのはリスクも高くできれば避けたい。

もし人気馬同士で決まったら潔く諦める事。あくまでも穴狙いで行くのだから、本命サイドはいらない。ギャンブルとはそういうもの。人気馬で決まっても馬連であれば10倍以上つくこともあるので、美味しいといえば美味しいが、なかなかこのメンバーで人気馬同士の決着が頭に浮かばない。そのうえ狙うのはワイド馬券。ボックスで人気馬同士ならトリガミが関の山。

ここで1頭人気になりそうな馬をご紹介しておこう。ジャングルポケット産駒のヴァルツァー(牝2・美浦・小島厩舎)だ。半兄にロードクエストがいる良血である。

8月の新馬戦ではロードクエストの妹ながらに6番人気という低評価を覆し見事優勝。低評価の影には392kgという競走馬としては貧相と言っても過言ではない体重が影響していそうだが2着以下に0.3秒差をつける完勝。そこから4ヶ月が経ちここへ出走を決めてきた。

体格に関する不安はまだ拭えてはいない。また、この時期に1戦しか出来ていないというのをどう判断するか。後は調教に動きも参考にして、最終的にジャッジをすればいいだけ。今年は荒れる黒松賞になりそうだ。