【フローラS予想2022】開幕週は“前残り”?先行力のある2頭から勝負!

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開幕週の東京コースということで馬場を読みきれないのが難解ですが、メンバーを見ますと末脚を活かしたいタイプが揃った印象です。同レースは後のオークスへの意識もあって長い距離を使っていきたい馬たちが集まりやすく、ペースも上がりにくい傾向があります。前残りに警戒が必要な開幕週の馬場なら、なおさら先行馬にとって有利なレースとなりそうです。

となれば狙いたいのは、先行力のあるラスールです。

2走前のシンザン記念では出遅れて控える競馬となりましたが、続く前走の1勝クラスでは重馬場で1000m通過58.4というハイペースを先行して抜け出して快勝。道中口を割るなど若さを見せる場面もありましたが、2着馬に詰め寄られてから引き離した内容はなかなかだったと感じます。

見事な先行策で抜かせない勝負根性と持続力の高さは、まさに父のキタサンブラック譲り。2走前のシンザン記念で馬群がダメなところが露呈したので、前走に引き続きポジションを取ってくるのは明白でしょう。2Fの距離延長もカギとなりそうですが、前目に取り付いて自分の競馬さえできれば問題はないと感じます。ということで本命はラスールです。

続いて相手ですが、ヒモ荒れ傾向が強い一戦ということで今回はオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。その馬はホウオウバニラです。

デビュー戦は3番手の好位から抜け出す完勝で、続く前走のアルメリア賞は番手追走から3着入線。アルメリア賞を勝ったピースオブエイトは次走の毎日杯を優勝しており、2着馬のジュンブロッサムも次走のアーリントンCで勝ち馬から0秒2差の4着に好走していることからも、レースレベルは高かったと推測されます。

キャリア2戦のみでまだ判断し難いところはありますが、終いのスピード勝負というよりはジワジワと伸びて押し切りを狙うタイプという印象で、スタートのセンスと先行して脚も使えるのが強みと言えそうです。

前走は休養明け初戦で相手も強い中で3着。叩き2戦目で先行有利となる可能性が高い開幕週の東京なら、食い込むチャンスは十分あると考えます。

ということで今年のフローラSは、本命ラスール、穴馬にはホウオウバニラを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。