JRAクイーンS(2021)当日の馬場は?馬場傾向を距離別データで分析・予想

函館競馬の日曜メインは牝馬限定G3「クイーンS」です。開幕5週目ということで開催も進んできており、予想における馬場状態の把握はより重要なファクターとなってきそうです。今の函館の馬場をなるべく正確に把握しておくためにも、今回は先週の24~25日の土日で行われた芝レースの「脚質」と「枠順」のデータを距離別にまとめてみたいと思います。

■2200m~

該当レースなし

■2000m

該当レースは「北海ハンデキャップ(2勝クラス)」、「奥尻特別(1勝クラス)」、「未勝利」の3レース。枠は「2・3・6枠」が1勝ずつを挙げており、どの枠からも勝ち馬が出ていますが、「7・8枠」は3着内が0回となっており、外枠が不振です。

脚質は「逃げ」「先行」「差し」が1勝ずつを挙げており、どの脚質もまんべんなく好走しています。好走率ベースでは逃げ馬の好走率が高く、この距離だとやはり前目で粘り切るケースが目立っています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 0 3
2枠 1 0 0 3
3枠 0 1 0 3
4枠 1 0 1 2
5枠 0 1 2 3
6枠 1 0 0 5
7枠 0 0 0 6
8枠 0 0 0 6
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 1 1
先行 1 2 0 9
差し 1 1 2 1
追い込み 0 0 0 10
マクリ 0 0 0 0

■1800m

該当レースは「1勝クラス」、「新馬」、「未勝利」が2レースの合計4レース。「1・6・7・8枠」が1勝ずつを挙げており、外枠の勝率が高めです。内枠も好走していますが、勝ち馬は外枠から出やすい傾向となっています。

脚質は「逃げ」が最多の2勝を挙げており、「先行」も3着が3回と前目で競馬をする馬が好走しています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 0 4
2枠 1 0 1 3
3枠 0 1 0 4
4枠 0 1 0 5
5枠 0 0 1 5
6枠 1 0 0 6
7枠 1 0 2 4
8枠 1 1 0 5
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 1 0 1
先行 1 1 3 8
差し 0 2 1 12
追い込み 0 0 0 13
マクリ 1 0 0 1

■1600m

該当レースなし

■1200~1400m

該当レースは「1勝クラス」が2レース、「立待岬特別(2勝クラス)」、「未勝利」が3レース、「TVh杯(3勝クラス)」の合計7レース。枠は「5枠」が最多の2勝を挙げており、連対数は「6枠」が最多です。内外の有利不利はそこまでありませんが、真ん中枠がやや好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「差し」も3着3回と絡んでいますが、この距離では前残りの傾向が顕著です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 1 7
2枠 1 2 2 4
3枠 0 0 0 9
4枠 1 0 0 9
5枠 2 0 1 9
6枠 1 3 1 8
7枠 0 1 2 10
8枠 1 1 0 10
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 1 5
先行 5 4 2 16
差し 1 2 3 22
追い込み 0 1 1 23
マクリ 0 0 0 0

■まとめ

枠は「2枠」と「6枠」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数は「6枠」が最多で、3着内の回数は「2枠」が最多となっています。極端は差はなく、内外の有利不利はそこまで見られません。枠についてはフラットな目線で見ても良さそうです。

脚質は「先行」が最多の7勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ」も4勝を挙げており、前目で競馬をする馬が好走傾向にあります。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 2 1 14
2枠 3 2 3 10
3枠 0 2 0 16
4枠 2 1 1 16
5枠 2 1 4 17
6枠 3 3 1 19
7枠 1 1 4 20
8枠 2 2 0 21
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 4 1 2 7
先行 7 7 5 3
差し 2 5 6 45
追い込み 0 1 1 46
マクリ 1 0 0 1