【信濃川特別2021予想】キセキも通った道、今年も3歳馬が注目か?

猛暑が続く日本列島ですが、条件戦ながら先々期待できそうな素質馬が多数出走予定で、熱いレースが期待できそうなのが、日曜新潟10レースに組まれている2勝クラスの特別戦・信濃川特別です。

フルゲート18頭に登録16頭ということで、今年は全馬出走可能となっています。

過去5年の勝ち馬をみると、2017年のキセキがその後菊花賞を制しており、古馬になってからもアーモンドアイとの激戦を演じるなど、長く活躍しています。

今年の勝ち馬にも注目したいレースですが、3歳馬が馬券に絡むケースが多いレースということで期待したいのが、グレアリングアイ、ジュンブルースカイの両頭です。

グレアリングアイは美浦・古賀厩舎の管理馬で、G1レーシングの所有馬です。父がハーツクライということでじわじわ力をつけてくるイメージもあり、春には青葉賞にも参戦していますが、これからの血統といえそうで、前走1着からの勢いにも期待したいところ。引き続き内田博幸騎手が騎乗予定となっています。

一方のジュンブルースカイは栗東・友道厩舎の管理馬で、キャロットファームの所有馬です。ドゥラメンテ産駒で2歳から活躍を見せており、萩S・2着、東京スポーツ杯2歳S・3着など、オープンクラスでも活躍してきた馬ですが、こちらは前走で古馬相手に2着と、このクラス卒業が狙える位置にきており、初騎乗となる岩田望来騎手の手綱さばきにも注目です。

対する古馬では、ディープインパクト産駒のダノンレガーロに川田騎手、トゥルーヴィルに福永騎手とリーディング上位騎手が騎乗予定となっており、侮れないライバルとなりそうですが、4歳牡馬が57kgの斤量に対し、3歳牡馬は54kgとかなりのアドバンテージがあるだけに、今年も3歳馬を馬券検討には加えておく必要がありそうですね。