気づけば夏競馬も終盤戦ということで、新潟競馬を楽しめるのもあと少しとなりました。今週土曜新潟のメインレースは、ダート1800mで行われるハンデ戦のリステッドレース・BSN賞です。

ここ3年をみると4番人気馬が連続で2着ということで、データ重視の方は参考になるデータとなるかもしれません。

左回りコースを得意とする馬たちが多く参戦する予定で、難しいレースとなりそうですが、今回注目したのは上位人気が予想されるオルフェーブル産駒のベルダーイメルです。

栗東・本田厩舎の管理馬で、泉谷騎手とのコンビで未勝利戦、2勝クラスを勝利していますが、ここ3戦は吉田隼人騎手とのコンビで挑んでおり、今回も吉田騎手が騎乗予定となっています。

4コーナーで3番手以内に押し上げる積極的な競馬が持ち味で、3歳時には心房細動を発症して大敗するアクシデントがありましたが、復帰して以降は安定感ある走りを見せています。

新潟ダート適性も他馬と比べて高く、これまで【3-1-0-1】と3勝を挙げています。

前走かきつばた記念ではダート交流重賞で強さを発揮しているラプタス相手に3着と善戦しており、賞金加算に向けてここは必勝態勢といえそうです。

夏競馬、新潟コースとなるとレパードS勝ち馬のケンシンコウが最大のライバルとなりそうですが、ハンデ戦ということもあり、伏兵の台頭も警戒しつつ、ベルダーメイルの走りに注目したいですね。