【新潟2歳S予想2021】久々の大物誕生か?!

函館2歳S以来ご無沙汰だった2歳重賞が今週日曜新潟メインレースに組まれている新潟2歳Sで1ヶ月半ぶりに開催されます。

古くはマイネルレコルトやショウナンパントルといった馬たちがここをステップに2歳頂点に上り詰めており、最近10年のデータをみると2011年の2着馬にはジャスタウェイ、2013年はハープスター、イスラボニータと、桜花賞、皐月賞をのちに制した馬たちのワンツーとなっており、ここ数年は超大物といえる馬が出ていませんが、今年の出走メンバーの中から後のG1馬が出てくるのかどうかも含め注目したい一戦です。

人気を背負いそうなのが、ルメール騎手騎乗のハービンジャー産駒アライバルです。母に桜花賞2着、オークス3着のクルミナルを持ち、半姉のククナはアルテミスS2着ということで、マイル適性は高そうで、母を見る限りは先々距離延長しても対応してくれそうな下地はある血統背景の持ち主です。

その他には、近親にオークス馬シルクプリマドンナがおり、今年のオークス馬ユーバーレーベンを輩出しているゴールドシップ産駒のウインピクシスも新馬戦勝利を達成し、勢いと魅力のある1頭ですが、今回注目したいのは、クロフネ産駒のクレイドルです。

美浦・黒岩厩舎の管理馬で、兄にバゴ産駒で朝日杯FS 2着、日本ダービー3着のステラヴェローチェがいる血統で、美浦の厩舎とのコンビは珍しいと思える福永騎手が新馬戦に続いて騎乗予定となっています。

アライバル、クレイドルともにキャロットファームの所有馬ということで、今年の皐月賞馬エフフォーリアをはじめ、毎年クラシック路線を賑わせているだけに、どちらの馬も魅力的ですが、先輩ハープスターに続く大物誕生を期待して、牝馬のクレイドルから狙ってみたいと思います。