少頭数ながらレベルが高い競馬が期待できそうなのが、今週土曜小倉のメインレースに組まれているテレQ杯です。
3勝クラスの特別戦で、ハンデ戦ということもありオッズが割れそうな大混戦が予想されます。
前走で2勝クラスを突破した馬が2頭、このクラスで前走2着の馬が3頭と、この5頭が人気を分け合いそうなメンバー構成で、ハンデ戦とはいえ前走着順が悪い馬たちが巻き返しを図るのは、上位の馬たちに勢いがあるだけに厳しいレースとなりそうです。
そんな今年のテレQ杯で、小倉競馬場という舞台設定も考慮して狙ってみたいのが、前走2着でこのクラス卒業間近と思われるマンハッタンカフェ産駒のジョニーズララバイです。栗東・音無厩舎の管理馬で、今回も松山騎手が騎乗予定となっています。
前走のマレーシアカップでは7頭立ての7番人気と最低人気ながら2着と、勝ち馬ボンボヤージには完敗といえる着差にはなりましたが、展開次第で十分チャンスがあるところを見せつけています。
また、今年2月の帆柱特別でも2勝クラスながら9番人気の低評価を覆して3着に入っており、いずれも小倉競馬場で開催されたレースということで、この舞台においては人気問わず警戒が必要な馬といえそうです。
同じく前走このクラス2着のダノンシティも小倉競馬場を得意としており人気の一角を担いそうですが、今年に入って使い詰めとも言えるローテーションとなっており、そろそろ疲れが出てくる可能性も考慮すると、2か月じっくり間隔をあけて挑むジョニーズララバイのほうに今回は分があると思われます。
前走で2勝クラス快勝のジャスパージャックや、重馬場適性がありそうで週末の天気次第では連勝も狙えそうなロードベイリーフの勢いも楽しみで、条件戦ながら面白いレースが期待できそうですね。