土曜中京メインレースに組まれているのは、ハンデ戦のオープンレースであるケフェウスSです。芝2000mで開催され、フルゲート18頭に対して登録14頭、1頭が回避して13頭での競走となりました。
古馬で人気を集めそうなのは、久しぶりに武豊騎手とのコンビが復活するアドマイヤビルゴです。
今年の日経新春杯から歯車がくるってしまったかのような大敗が続いていますが、今年の秋の復帰初戦にも、昨年秋と同じく中京競馬場の芝を選択することで復活を期しての一戦となりそうです。
また、弥生賞、青葉賞などにも参戦経験があるものの結果が残せず、1勝クラス卒業に時間がかかったキングカメハメハ産駒のアラタは、今年4月に1勝クラスを卒業後は軌道に乗った活躍を見せており、3連勝で改めてオープンクラスに挑む予定となっています。長く主戦を組んでいる大野騎手が騎乗するのも心強い点です。
古馬勢が強力なイメージがありますが、3歳牡馬からは昨年の京都2歳S2着、今年のきさらぎ賞1着と実績ならひけをとらないオルフェーブル産駒のラーゴムも期待のかかる一頭。
前回に引き続き池添騎手が今回も騎乗予定で、前走の新潟記念では流れ込むのがやっとの12着大敗となっていますが、中京コースの芝2000mは今年のきさらぎ賞と同じ舞台ということもあり、再度の古馬との対戦で結果が残せるか注目です。
ほかにも前走の関越S 2着のウインイクシードや、七夕賞3着、小倉記念5着と前走の新潟記念は逃げてバテてはいるものの展開が向けば怖いショウナンバルディが参戦を予定しており、レベルの高いリステッド競走が期待できそうです。