類似条件レースが飽和しているので京成杯の条件変更などはいかがだろうか?

競馬は芝、ダート、障害、また同じ距離設定でも右回り、左回り、さまざまな競馬場で行われるから面白い。みなさんきっとそうだと思います。だからこそ、これはさすがに偏りすぎていないだろうかと思うのが1月前半の中山・京都競馬の重賞構成です。

中山競馬場が中山金杯・フェアリーS、そして今週の京成杯。京都競馬場が京都金杯・シンザン記念、そして今週の日経新春杯。こうしてみるとよくわかるんですが、短期間に芝2000mと1600mが妙に多い。

特に京成杯は、ホープフルSと同じ中山競馬場芝2000mですし、G1格上げ後は、除外になった馬たちが仕方なく集う「残念ホープフルS」のような扱いになる可能性もあります。それでは競馬ファンとしても面白くない。1枚落ちるメンバーが多数そろうのは馬券検討としては面白いですが、見ごたえのあるレースをできれば1月から見たい。

そこで提案ですが、京成杯を芝2200mにしてはどうか。3歳芝2200mのオープンレースは、皐月賞前までにかなり数が少ないのが現状です。阪神競馬場のすみれSくらいしかありません。また、日本ダービーと同じ芝2400mの距離の重賞となると、青葉賞しかありません。

そういう意味でも、この時期にある程度距離のある3歳重賞を組んでみてもよいのではないか?ホープフルSとの間隔を考えてもこの短期間に同じ競馬場・かつ同じ距離の3歳重賞を組む意味がはたしてあるのか、ぜひ検討してもらいたいと思います。