Kingmanの産駒は日本ではまだまだ出走頭数こそ少ないものの、マイル前後で力を発揮する馬が結果を残しています。
代表産駒でもある今年のNHKマイルカップ勝ち馬シュネルマイスターは、その後の安田記念で後塵を拝したダノンキングリーを、先週は毎日王冠で降し見事リベンジを果たしました。
その他にもデビューから一貫して人気を背負っているエリザベスタワー、2歳重賞のデイリー杯2歳Sでは2番人気に支持されるなど高い評価を受けたダノンジャスティスなどがおり、今後産駒のさらなる活躍が期待できそうな種牡馬といえます。
そんなKingman産駒の2歳馬が今週日曜9レースのオープンレースのもみじSに出走予定ということで、今回は母ミノレットのマル外・モンゴリアンキングに注目したいと思います。
栗東・安田隆厩舎所属ということでロードカナロアを育てた厩舎だけに、マイル、スプリントで無類の強さを発揮する馬になれるかどうか、まだ2戦目ですが期待したいところです。
母ミノレットはアメリカのG1であるベルモントオークスの勝ち馬で、距離はマイルよりもうちょっと持ちそうな印象もありますが、デビュー戦では洋芝の1500mを選択し2番手追走から4コーナー先頭の競馬を見せて勝利しています。
当面の最大目標は朝日杯FSあたりになりそうですが、ここで勝利しておけば収得賞金での出走も狙えるだけに、勝ち負け期待で馬券は狙ってみたいですね。