わたしが個人的に大物だと信じているのがナムラシングンです。昨年の神戸新聞杯でも上位人気に支持されましたが権利が取れず菊花賞は残念ながら不参加。若葉Sの末脚、古馬相手となった小倉の宮崎特別の圧勝劇。まだまだ隠されたギアがあるはず、と信じている馬。
そんなナムラシングンの妹が今週デビュー予定。栗東・高野厩舎所属のファンディーナです。父はヴィクトワールピサからディープインパクトに変わり、馬主も個人所有からクラブの馬となっています。牝馬ではサウンドオブハートやビーナスライン、牡馬では今週平安Sに登録しているインカンテーションなどを所有しているターフ・スポートの馬。
今月11日の追い切りでも、坂路で51秒2をマーク。牝馬にしては大柄で、500キロを超える馬体での出走となりそうです。時計が出すぎたというコメントが調教師から出ていますが、牡馬相手の芝1800mにぶつけてくるあたり期待が高まります。
そしてヤネもご注目ください。愛知杯のマキシマムドパリで幸先のいいスタートを切った岩田騎手を確保。高野厩舎と岩田騎手というのもなかなかお目にかかれないコンビ。出走予定馬の中で最大のライバルになりそうなのは、以前ご紹介しているブルークランズ。ロカの妹ですが、ミルコ・デムーロ騎手を確保しての参戦となりそうです。ぜひ注目してください。