これは競馬ではよくある事。敢えて人気が集中している馬を嫌い、穴狙いに行ったらなんの事はない人気通りの順当決着。このケースはまだ傷口が浅い。人気薄を狙っているので、よほどのギャンブラーでない限り大きな金額はつぎ込んでいないので軽症で済む。深刻なのは、このレースは鉄板だ!!と決めつけ人気が集中している2頭の馬連を買ったものの見事に大波乱を起こされてしまったとき。
これには困ってしまう。結構な額をつぎ込んでいるケースが多いのでショックの大きさは半端じゃなく大きい。私も何度かやらかしているので、痛いほどこの時の気持ちが良く分かる。なんでこのレースに限って荒れたんだ・・・。しばらく力が入らない。そんなものだろう。あっという間に3万、5万の出費は一般人にしては大きい。
それでも3倍のオッズが誘惑してくる。5万円ぶち込んで堅くおさまれば5万円が15万円になる。5万円と15万円では大きな違いだ。しかし、競馬はそんなに単純なものではない。確かに堅くおさまるレースもある。その味を知っているから、この様な勝負をしてしまうのだ。よく考えてみたら、一般人が未勝利戦に5万円をかけるのはどう考えても暴走としか言いようがない。それが的中したとしても。ある意味狂気の沙汰である。勝負根性があるとかそういった次元の話ではない。5万円もあれば美味しい夕食が食べられる。