【飛鳥S予想2017】○○の兄とは呼ばれないためにも結果が欲しい!

デビュー戦とはいえ9馬身差をつけて圧勝したファンディーナ。GⅠを狙える馬であり大事に使いたいという高野調教師のコメントもありましたが、その兄もまだまだ現役バリバリです。

その兄からすれば複雑な心境でしょう。これで妹がG1を制覇するようだと、ファンディーナの兄、というありがたくないフレーズで呼ばれてしまう可能性もあります。兄と妹は厩舎も違い、性別も違うので、競馬場で出会うことはめったにないのかもしれませんが、やはり兄としては現役である以上、妹には負けられない。神戸新聞杯で人気を分けたミッキーロケットはいまや重賞勝ち馬として京都記念に参戦するまでになりました。

負けてはいられないこの馬をご紹介いたします。今週土曜9Rの飛鳥ステークスで休み明け初戦を迎えるナムラシングン。この馬の主戦はまだまだ固定とまではいきませんが、池添騎手を想定しています。4ヶ月前後も休むのは初めてとなりますが、京都コースは3戦して連をはずしたことがありません。距離も1800mと守備範囲。

前走で1000万条件を勝ち上がっている3頭が強力なライバルとなりそうです。休み明けの鉄砲が利くアップクォーク、京都は5戦してわずか一回しか連をはずしていないアドマイヤリード、さらに京都コース負けなしのタイセイサミットが参戦を予定。とはいえ、前走このクラスで連対している馬は登録馬を見渡してもナムラシングンのみ。過去5年のデータをみても、4、5歳馬が強いレースです。登録がほとんど4歳馬なのであまりあてにならないデータにはなりますが、これに京都コースの安定感も加味すると、やはり最上位と見たいところ。昨年は同馬主のナムラアンが勝利したレースでもあり、相性もいいレースとなるかもしれません。