日本一長い重賞競走のステイヤーズSを連覇中のアルバート。今年の春の最大目標は天皇賞・春だ。悲願のG1制覇を目標にするなら、ここらで負けてはいられない。今回の舞台は東京の芝3400m。この舞台は年に一度、このダイヤモンドSの時だけ使用される特殊な舞台だ。

3000mを超えるレースにもなってくれば当然スタミナが必要だが、ギリギリ3000を持つ馬だと分が悪い。余裕で3000m以上走れる馬がここは活躍する舞台である。

その1頭として今回はアルバートを推奨させていただきたいのだが、この馬はやはりステイヤーズSを連覇するだけあってスタミナは天下一品。現役馬の中でスタミナはトップレベル。昨年は、天皇賞・春で6着と苦杯をなめたが、今年はなんとしてでも勝ちたいところ。

しかし、その前にこのダイヤモンドSに勝たなければいけない。前走、有馬記念を使った疲労は抜けている。G1までの道のりで強い相手と戦っていく事になるが、今回のダイヤモンドSに関しては、相手関係に恵まれた感がある。

相手には昨年の2着馬フェイムゲームや、前走の日経新春杯で5着だったカフジプリンス、昨年のステイヤーズS・2着馬のファタモルガーナなどがいるが、アルバートが驚くような相手でもない。斤量はトップハンデの58kgだがこれくらいなの重さなら何とかなる。ここは格の違いを見せつけてもらいたいところである。

問題はこの後。阪神大賞典→天皇賞・春と言うローテーションを組んだ場合、一戦ごとに相手は強くなっていく。そういった観点からみても、このダイヤモンドSで負けるわけにはいかない。

というわけで今年のダイヤモンドSの本命はアルバート。この馬を中心とした馬券で勝負したい。