一長一短のメンバー構成の中で、ベルーフの安定感はひと際目立つ。小倉競馬場とも相性がよく【0-2-0-1】と、勝ってはいないが2着が2回。ただしいずれも小倉記念でのもので、唯一馬券圏内に絡まなかった1戦が昨年の小倉大賞典。しかし、当時は本来のデキになく所謂デキ落ち状態。今回は逆に気配が非常に良い。名門・池江厩舎の管理馬だけあって注目度も高い。
今週は一年で最初のGⅠレースフェブラリーステークスが開催。小倉大賞典は裏メインでの開催となる。裏メインが重賞だと予算オーバーしてしまうケースが非常に多い。個人の趣味にかける予算となると、基本はあってないようなもの。予算感は個人の裁量次第だが、大体の人は限界より大きく下で見積もっているため、しばしば予算オーバーは発生してしまうが、本当に超えては行けない予算だけはきっちり守りたい。取り戻せる可能性のある競馬だからこそ、他の趣味よりも気をつけなければいけない。
話を小倉大賞典に戻すと、今年は配当面で十分期待できるメンバーが顔を揃えた。一言で言ってしまえば団栗の背比べ状態。どの馬から入っても高配当の可能性が期待できるメンバー構成。単勝1倍台で断然人気を集めるような馬は見当たらない。ここがポイント。もし一本かぶりをするような馬がいたら、疑ってかかった方が良いだろう。