【京都牝馬S予想2017】京都巧者のエテルナミノル、得意舞台で本領発揮だ!

今週土曜日に京都競馬場で行われる「第52回京都牝馬ステークス」。

最近の重賞は出走頭数が揃わず、面白みのないレースが続きましたが、やっと来ました18頭立て!予想は難しいですが、本命党も穴党も楽しめる非常に魅力的な重賞になりました。

実績上位は、桜花賞馬レッツゴードンキ、短距離重賞の常連ウリウリ、NHKマイルで牝馬ながら2着に食い込みその後の重賞でも常に人気になっているアルビアーノ、桜花賞3着の実績を持つアットザシーサイドなどに加え、1600万を勝ってオープンに臨んできた勢いのある上昇馬も4頭、それ以外にもオープンのレースで常に上位に来ているような馬達が揃ってきました。

しかし私が狙いたいのは上記のどれでもなく、前走で初オープンとなったターコイズステークスの7着馬、エテルナミノルです。

エテルナミノルは、前々走とその前のレースを連勝してオープンに上がってきた上り馬なのですが、初オープンでの負けと言うことで、重賞では力不足?と思われているファンも多いのではないでしょうか?私としては配当が美味しくなるのでそのように思っているファンが多いのは大歓迎ですけどね。

京都の相性は抜群!天候も味方につけて本領発揮か!?

まぁ、この馬について言えることは、とにかく京都が得意ということです。

京都はダート戦を含めて4戦して2勝2着2回とパーフェクト連対。京都実績だけで言うなら、アットザシーサイドも2戦2勝と素晴らしい成績なのですが、新馬戦とデビュー2戦目と続けて京都競馬場で勝利した後は一度も京都競馬場を走っておりません。約1年3ヶ月ぶりの久々な舞台であるという点はやや不安が残ります。デビューからの2戦ですから一概に相性がぴったり!とは言い切れないのに対し、エテルナミノルは3歳時も4歳時も勝利し、他の競馬場で負けた後に京都に戻って好走しているので、京都競馬場との相性は間違いなく良いでしょう。

さらにこの馬にとって追い風となっているのが当日の「天気」です。金曜日が雨模様で土曜日もすっきりしない予報となっておりますが、これはこの馬にとってはプラス材料。今の京都競馬場は、先週の京都記念などを見てもわかるようにあのマカヒキでも差し切れない力を要する馬場になっています。

京都牝馬ステークスの距離は1400mですが、馬場が重くなればもっと長い距離を走れるようなスタミナも必要になってきます。その点、短距離重賞の常連組や短距離戦を勝ちあがってきた馬に比べて、これまで走った最短距離が1600mで、稍~不良でも勝利経験があるエテルナミノルは走れない要素が少ないのです。

さらに持ち前の軽快な先行力はこのメンバー相手なら嵌る可能性大。短距離馬達は無理しないでしょうし、実績馬にも差し馬が多いことからも、先行して抜け出す競馬が嵌りそうです。

ということで、京都牝馬ステークスの本命はエテルナミノル。得意の京都競馬場で実績馬達の追撃をかわし、初重賞を決めてくれるに違いありません。