まもなく秋のG1戦線が開幕。第一弾となるのがスプリンターズステークス。高松宮記念の覇者であり今期のスプリンター絶対王者的存在のエアロベロシティが登録してくれなかったのが非常に残念ではあります。香港スプリントにこちらから遠征してリベンジというのも悪くはないですね。結果次第ではありますが、ベルカント陣営は香港スプリントも候補に入れているとのこと。断念とならないように、ぜひ3連勝で勢いをつけてほしいところです。ベルカントのこの勝負服と武豊といえば、やはりビリーヴが浮かびます。

とはいえ、多士済々とはこのことでしょうかというくらい大混戦なのが今年のスプリンターズS。最大の上がり馬と見られていたビッグアーサーが現状では除外対象。藤岡康太騎手はこの馬でスプリンターズと決めていただけに、除外になってしまったらアクティブミノルに乗ればよかった、なんてことにならないといいのですが。

他にも休み明けとはいえ侮れないミッキーアイル。スランプ気味ですが素質は間違いなくあるはずのコパノリチャード。そして、夏競馬でメキメキ力をつけてきているティーハーフとウキヨノカゼ。そして日本でたびたび穴をあけているのが人気薄の香港馬からはリッチタペストリーが今年は出走です。香港は短距離馬の宝庫といえるくらい短距離がとにかく強いのですが現状ではあまり人気がなさそう。ぜひおさえておきたいです。

一年の計は金杯にあり、と古くから言います。同様に秋のG1の計も緒戦のスプリンターズSにあり。有馬記念まで突っ走れる軍資金を手に入れるため確実に勝ちたいレースです。