JRA中日新聞杯(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

中京の土曜メインは2000mのハンデG3「中日新聞杯」です。開催時期は2000~2011年は12月でしたが、2012~2016年は3月に行われ、2017年からは金鯱賞と入れ替わる形で、再び12月の開催となりました。条件が度々変わっているので過去のデータが通用しにくい部分がありますが、今回は過去10年間のデータをもとに中日新聞杯の傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」は比較的堅実も、穴馬の好走多し

人気は「1・2・5番人気」が2勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「1番人気」が最多となっています。1・2番人気は比較的堅実ですが、「3・4番人気」は0勝で3着内も少なく、1・2番人気以外の上位人気は好走率が低めです。下位人気を見ますと「6~9番人気」が3着内が7回、「10番人気以下」も4頭とハンデ戦らしく穴馬がよく絡むので、相手を広く見て馬券を組むなどし、波乱には十分警戒したい一戦です。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 2 2 4
2番人気 2 1 2 5
3番人気 0 2 1 7
4番人気 0 1 1 8
5番人気 2 0 1 7
6番人気 1 0 1 8
7番人気 0 0 1 9
8番人気 1 0 0 9
9番人気 0 3 0 7
10番人気 1 0 0 8
11番人気 1 0 0 9
12番人気 0 1 0 9
13番人気 0 0 1 9
14番人気 0 0 0 10
15番人気 0 0 0 8
16番人気 0 0 0 9
17番人気 0 0 0 8
18番人気 0 0 0 7
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 0 0 1 1
3.0~3.9倍 1 0 2 1
4.0~4.9倍 1 4 0 5
5.0~6.9倍 2 1 2 6
7.0~9.9倍 2 1 1 17
10.0~14.9倍 2 2 2 11
15.0~19.9倍 0 0 1 13
20.0~29.9倍 0 1 0 16
30.0~49.9倍 1 0 1 24
50.0~99.9倍 1 1 0 17
100.0倍以上 0 0 0 30
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2011 42,750円 205,710円
2012 12,230円 54,410円
2013 3,390円 17,230円
2014 16,790円 141,450円
2015 4,000円 50,580円
2016 7,910円 251,670円
2017 2,830円 23,260円
2018 23,420円 264,000円
2019 15,120円 105,620円
2020 8,180円 47,130円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ラーゴム 3.0
2 アドマイヤビルゴ 3.6
3 ボッケリーニ 4.2
4 キングオブコージ 9.8
5 ディアマンミノル 13.6
6 ラストドラフト 18.2
7 ヒンドゥタイムズ 25.5
8 シゲルピンクダイヤ 27.4
9 ショウナンバルディ 30.6
10 レイエンダ 36.5
11 ヤシャマル 41.7
12 プレシャスブルー 47.9
13 マイネルファンロン 53.2
14 アイスバブル 58.9
15 トラストケンシン 69.0
16 エブリワンブラック 78.8
17 バイオスパーク 106.5
18 アフリカンゴールド 158.2
19 シフルマン 204.7

■枠はフラットな傾向、脚質は「差し」が好成績

コースは中京競馬場の芝2000mを使用。枠は「1・6・7枠」が2勝ずつを挙げており、どの枠からもまんべんなく好走馬が出ています。内外の有利不利は少なく、傾向らしい傾向は見られません。枠についてはフラットな目線で予想したいと思います。

脚質は「差し」が最多の8勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ・先行」は勝ち切れず、勝ち馬はとくに差しタイプから出やすい傾向となっております。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 0 1 16
2枠 1 1 1 15
3枠 1 1 0 17
4枠 0 2 1 17
5枠 1 3 1 15
6枠 2 1 1 16
7枠 2 2 4 19
8枠 1 0 1 26
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 2 8
先行 1 6 2 29
差し 8 4 5 58
追い込み 1 0 1 46

[該当馬] 差し馬候補

  • ボッケリーニ
  • キングオブコージ
  • ディアマンミノル
  • ラストドラフト
  • ヒンドゥタイムズ
  • シゲルピンクダイヤ
  • レイエンダ
  • ヤシャマル
  • プレシャスブルー

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 2
51kg 0 0 0 2
52kg 0 0 0 6
53kg 1 0 0 12
54kg 1 3 1 29
55kg 3 4 2 36
55.5kg 0 0 0 1
56kg 2 1 4 26
56.5kg 0 0 0 4
57kg 2 1 3 17
57.5kg 0 1 0 6
58kg 1 0 0 0
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 1 0 0 13
-9~-4kg 1 2 1 24
-3~+3kg 6 3 4 57
+4~+9kg 2 4 3 39
+10~+19kg 0 1 1 8
+20kg~ 0 0 1 0
今回減 4 4 2 57
同体重 3 1 2 15
今回増 3 5 6 69

[該当馬] ハンデが55キロの馬

  • アイスバブル
  • ショウナンバルディ
  • プレシャスブルー

■年齢は「4歳」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。「牝馬」は1勝・2着2回と不振です。所属は「栗東」が7勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 1 1 1 5
4歳 4 4 5 32
5歳 2 0 2 36
6歳 2 1 2 33
7歳 1 4 0 21
8歳以上 0 0 0 14
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 7 10 119
牝馬 1 2 0 15
セン馬 0 1 0 7
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 3 2 1 38
栗東 7 8 9 103

[該当馬] 4歳馬

  • アドマイヤビルゴ
  • エブリワンブラック
  • ディアマンミノル
  • ヤシャマル

■前走大敗馬の巻き返しがお決まりパターンか

前走レースは「アメリカJCC」が唯一2勝を挙げていますが、今年は同レースからくる馬がおりません。その他のレースに傾向らしい傾向は見られませんので、前走レースについてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走着順は3着内に入着した30頭中13頭が「6着以下」だった馬で、4勝を挙げております。前走で「3着以上」に好走した馬も4勝を挙げていますが、勝利数・連対数はいずれも少なく不振です。前走で掲示板外に敗れた馬が同レースで巻き返すパターンというのがお決まりのようです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
アメリカJCC 2 0 0 6
小倉大賞典 1 1 2 15
日経新春杯 1 0 2 2
小倉記念 1 0 1 3
エリザベス女王杯 1 0 0 6
カシオペアS 1 0 0 1
飛鳥S 1 0 0 0
関屋記念 1 0 0 0
セントライト記念 1 0 0 0
中山金杯 0 2 0 5
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 1 2 11
G2 4 2 3 24
G3 3 4 3 55
リステッド/オープン 1 3 2 40
3勝クラス 1 0 0 11
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 0 0 18
2着 2 2 1 9
3着 1 1 2 7
4着 1 3 0 11
5着 1 0 2 15
6~9着 1 2 1 33
10着以下 3 2 4 48

■騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は「松山弘平」と「M.デムーロ」の2名の騎手が2勝を挙げていますが、今年は松山騎手の騎乗予定がないため、騎乗予定があるM.デムーロ騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
松山弘平 2 0 0 4
C.デムーロ 2 0 0 0
川田将雅 1 2 1 1
D.バルジュー 1 0 0 3
蛯名正義 1 0 0 3
大野拓弥 1 0 0 2
四位洋文 1 0 0 1
坂井瑠星 1 0 0 1
和田竜二 0 2 0 0
藤岡佑介 0 1 0 3

[該当馬] M.デムーロ騎手の騎乗予定馬

  • ヒンドゥタイムズ