弥生賞に出走していれば1番人気が予想されたプレスジャーニーが同レースを回避する事を管理する本間師が28日明らかにした。休養明けで万全の状態ではない為、弥生賞は自重する事になった。これでコマノインパルスが押し出される様に1番人気になる可能性も高くなった。バゴ産駒のコマノインパルスは仕上がりも早く、こちらは万全の状態で弥生賞に出走する。
ライバル達も京成杯よりは強くなるが、ここで勝ち負けを演じられないようでは本番では通用しない。クラシックはどの馬に取っても一生に一度のチャンス。古馬のGⅠと違って、毎年挑戦する事が出来ないのが3歳クラシック路線。その為、本戦に進むような馬に対しての抜かりはどの陣営にもない。弥生賞は80%位が丁度良い。ここで100%に仕上げてしまうと皐月賞・ダービーをピークで迎えられない。前哨戦は8分のデキで勝てる能力を持ってないと本番では通用しない。
逆に皐月賞は諦めここへピークを持ってくる馬が怖い。クラシック制覇は大きな栄誉ではあるが、弥生賞を勝つことも簡単なことではない。ここは陣営同士の駆け引きで思わぬ巻き返しがある。もっと言えば、レースにいけばジョッキー同士の究極の駆け引きになってくる。レースでマークする馬を間違うとその時点でアウト。そこら辺はジョッキー達もしっかり意識している。コマノインパルスはどこまで活躍出来るか?